がんばれ日本!
本当は昨年中に書きたかったのですが、なかなか時間がとれなかったうちに話題としては陳腐化してきてしまったのですが、ちょうどもう1つ書きたかったテーマがでてきたのと、ほぼ同時にその書きたかったテーマの会社がまた話題にのぼりましたので、合わせてかくことにします。
もう1つのテーマは”1+1は1”のタイトルで書きますのであわせて読んでいただければ幸いです。
書きたかったテーマの会社は”トヨタ自動車”です。昨年にトヨタの当時の社長が”終身雇用制”のどこが悪いか!という意味合いの話をされたことがあると思います。新聞に書いてあったことなので、どういう状況でそういうことになったのか、スタンス的には本当に正しいかどうかはわかりませんが、私は賞賛しました。それは、私は過去より以下のように思いつづけていたからです。
ここで未完成だった文書を完全にしてみます。
------以下未完成だった文書-----
<日本型雇用について>
日本型雇用形態の特長として”終身雇用制”と”年功序列型給与”の2つがありますが、現在この2つの特長ともなくなりつつあります。
グローバルスタンダードとは異なるために変革が必要であると訴えている記事ばかりよく目にしますが、本当に悪いものなのでしょうか?
私はグローバルスタンダードの”能力主義”というものが悪いものだとは思ってはいませんが、現在の日本経済の危機的状況を救えるのは”能力主義”ではなく従来の日本的雇用形態の特長である”終身雇用制”や”年功序列型給与”だと考えます。もちろん全ての業種がそうであるとはおもいません。ファンドマネージャーなどの職種では特別な給与制度は必要であると考えます。
今問題としているのは、その他メーカーも含めてが”終身雇用制”の導入を進めていることです。
”終身雇用”により今、自分の会社が本当に必要としている技術を学ぶことに集中して勉強することができ、昔ながらの会社への忠誠心を堅持することができて、会社としても安定的な人員の確保を見込むことができるし、そんなに悪くはないと考えています。
現在のように”明日にもリストラだよ”というような雰囲気を会社側から従業員側に提示していれば”この業界はダメなのだから、他の勉強をして知識を習得しなければ”などという気になり、現在の業務とは全く関係のない知識の習得のため残業もすることなく自分勝手なスケジュールで資格用の学校へ行ったりすることになるのではないでしょうか?また心の中では”いつでもやめられるぞ”みたいな気持ちを持ち合わせていれば会社への忠誠心どころではありません。
その影響は家庭にまでおよんできます。自己研鑚のために時間をとられることになるので、当然そのしわよせは家庭にきます。家族で出かける時間の減少や会話の不足、勉強の進捗がよくないことによるいらだち、それらから発生する家庭内不和や子供の非行化や離婚問題等々、必ずしも世の中に動きに迅速に対応できるご家族だけではないですから大変です。(悪く考えすぎですが)
企業の経営者は必要以上に従業員のモラールが低下しないように、従業員が安心して勤務に集中できるように経営をしてほしいし、しなくてはいけないし、できない経営者は経営者としては失格だと考えます。
まあここまでが”終身雇用制”のよい点ではありますが、現在の日本経済再生のためにはどうして日本型の方がよいかということですが・・・
もし制度転換を変更するのであれば時期が悪いと考えます。
諸外国はこれから日本が導入しているビジネススタイルは昔からのスタイルです。現在の日本の状況と諸外国では日本の企業の体力が著しく劣っているのは明らかです。体力のないものが体力のあるもののマネをするために努力をするとその体力も必要であって、スタイルが同じとなったところで、同じ顧客に対してセールスの展開をスタートさせることになるので、勝ち目がないように思います。力のないものは強いものとは違う観点よりアピールが必要と考えます。
自動車のF1レースにおいても弱小チームが優勝するためには、チャンピオンチームの作戦とは異なった作戦をとらないととても優勝はできません。そんなものと考えています。
バブルの時期であれば現在の状況とは逆転していましたので、そういう時期に外国的な制度を導入するのであればそれなりによかったと思うのですが、現在ではきびしいと考えます。
以上より、現在の企業の建て直しの方法として一般的に取られている手法というのは、あまり賛成しかねます。
------以上------
上記の部分が昨年中にまとめていた部分ですが、そんなおりに自動車業界で大きな動きがほぼ同時におこりました。トヨタのF1参戦と日産の外資資本提携です。
同じ自動車業界でありながら、銀行の経営、F1の参戦と業務を拡大する前者と東京西部の工場閉鎖に始まり、新築した本社ビルを売却しなければならない状況にいたった後者とそこまでにいたった理由をよく考えてみる必要があるのではないでしょうか?
――――――>あわせて”1+1は1”をお読みください。