ロード・オブ・ザリング〜王の帰還〜に見る会社組織論>


映画「ロード・オブ・ザ・リング〜王の帰還〜」がアカデミー賞過去最多タイの11部門を受賞した。
過去の「ベンハー」、「タイタニック」と並ぶ快挙である。「ベンハー」の時代と比べ数多くの作品が
ある中、大変な評価をうけたといえるでしょう。

ストーリーを簡単に説明すると、指輪の持つ魔力により、世の中を自らのものにしようとする悪の
グループとその指輪を偶然手にしてしまった主人公「フロド」がその指輪の効力を無効とするため
に命がけの旅をする。又そのサポートをする複数の種族のメンバー、魔法使い等の個性あるキャ
ラクターが協力する話である。

物語ではあるのだが、企業の組織運営の縮図をその映画に見るころができる。例えば主人公
「フロド」は間違った情報の入力をうけたものの、冷静な判断をすることが出来なかったため、忠実
な部下との縁をきってしまう。この点をビジネススキル的に分析すると、「情報判断能力」「人的評価
能力」が欠落しているのではないかといえるだろう。

絶対多数の悪魔の軍隊を前にひるんでしまう自国の軍隊に対し、戦意を奮い立たせるリーダー
の発言も興味深い。絶対的に困難な状況にありながら、その力を2倍、3倍にする「言葉の力」
がある。リーダーが変われば営業成績が伸びるケースもあるだろうがこのあたりに繋がるので
はないか。

映画に登場する個性的なキャラクターも興味深い。「無限実行」で多数の敵を倒す「レゴラス」
などは部下にいれば心強いに違いない。少しお調子者の「ギムリ」も憎めないです。個性的な
キャラクターの代表は魔法使い「ガンダルフ」といえる。第一話で死んだものと思っていたが
最後まで重要な役割を果たした。適材適所での指示の出し方、行動力、決断力、判断力は
リーダーとして必要な要素を備えているといえるだろう。

もちろんあくまでも物語であり、現実の会社組織と直結するものではないが、「ガンダルフ」が
リーダーとなっている会社はどのくらいあるのだろうか。